今回新たに、鈴木作品の常連であり、『奪い愛、冬』や『奪い愛、夏』で日本中に強烈
なインパクトを与える怪演を披露し、シリーズの立役者といえる水野のレギュラー出演
が発表された。本作では、“汚れなき白い着物”をまとい、TOWANI製の愛用腕時計を遺
して亡くなった真夏の母・海野三子を演じる。彼女は母であると同時に、ひたすら愛に
生きた女という役どころで、まだ高校生だった真夏を捨て、愛する男性と2人で生きて
いくことを選んだ恋愛至上主義の女性である。そんな三子は、たびたび真夏の夢の中に
現れ、禁断の愛に迷い苦しむ娘の心を撹乱していく。

水野は「今までに演じたことのないキャラクター」という三子役を与えられ、「全身全
霊で演じ、真夏の気持ちをかき乱していきたい。おさむさんはいつもキャラクターの骨
組みだけ提示して、『あとはお好きに』という感じなので、“空き地にパビリオンを建
てるようなイメージ”で役作りをしています」と語る。また、今回は『奪い愛、夏』で
も共演した松本と親子役で再共演。「まりかちゃんは打てば響く俳優さん。今回も『奪
い愛、夏』の撮影時の感覚が、懐かしくよみがえってきました」と顔をほころばせた。

在本作中，她將飾演主角真夏已故的母親——海野三子。三子身穿象徵純潔的白色和服，
死後留下了TOWANI製的愛用手錶。這個角色不僅是母親，同時也是一位將一切奉獻給愛情
的女人。她在真夏還是高中生時便拋下她，選擇與所愛之人兩人私奔，展現徹底的戀愛至
上主義。這樣的三子經常出現在真夏的夢中，擾亂著她在禁忌之愛中掙扎的心。

水野談到飾演這位自己從未詮釋過的角色三子時表示：「我會全身心地投入演出，撼動真
夏的情感。鈴木導演總是只提供角色的骨架，然後就說『接下來請隨你發揮』，所以我會
以“在空地上建造展館”那樣的感覺來塑造角色。」此外，她也將與曾在《奪愛之夏》中
共演的松本再次搭檔飾演母女。她笑著說：「まりか是反應非常敏銳的演員，這次再次合
作，也讓我回想起拍攝《奪愛之夏》時的感覺，很懷念。」