インドは２７日、核弾頭が搭載可能で、中国全土を射程に
収める長距離弾道ミサイル「アグニ５」の発射実験に成功し
た。未画定の国境を巡って対立する中国をけん制する狙いと
みられる。

  印度於27日成功試射能搭載核彈頭，射程涵蓋中國全境的長
程彈道飛彈「阿耆尼5」。目標是牽制因國界未畫定問題而對立
的中國。

　国防省の発表によると、ミサイルはインド東部の島から２７
日夜に発射された。国防省は、「『核兵器の先制不使用』方針
を支える、『確実な最小限の抑止力』を保持するというインド
の国策に沿ったものだ」と強調した。中印は昨年以降、国境が
未画定の北部カシミール地方で軍事衝突し、現在もにらみ合い
が続く。両国軍が国境地帯に兵士を増派する中、中国は２３日
に陸の国境地帯の管理強化に向けた新法を可決させ、インド外
務省が懸念を表明した。インドは緊張が高まった昨年９月にも
巡航ミサイルなどの発射実験を実施し、中印国境に一部を配備
した。

  據印度國防部發布的消息指出，導彈於27日晚間，在印度東部
的島嶼發射。國防部強調「秉持『不率先使用核武』的方針，並
延續保持『最低限度核威攝』的國策」。中印自去年起，於國境
未定的喀什米爾地方發生軍事衝突，並持續至現在。兩國也持續
在國境地帶增派兵力，中國在23日通過強化邊境地帶的管理法案
，印度外交部則表達憂慮。印度在壓力高漲的去年九月開始實施
導彈試射。導彈將配置於中印邊境。